学生時代の学びを活かし、憧れの船乗りとして活躍。
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船員インタビュー

2019年新卒入社 /

甲板手設楽 竜平

館山海上技術学校を卒業後、浜崎海運へ新卒入社。
「船員になるように生まれてきたような人物」と評される事もあるほど、社内屈指の船好き。

船員として働きながら、船について勉強できる環境

担当している仕事内容について教えてください

今は甲板手として、航海士の下で荷役や当直、整備作業をしてます。荷役ではバラスト調整をやっていましたし、499G/Tタンカーに乗る時、1人で当直もしました。

浜崎海運に入社した理由はなんですか?

入社した理由は、浜崎海運には499G/T~3,859G/T、白油、黒油、潤滑油船と様々な船種があり、さらに2人ワッチ(当直)も1人ワッチも行うことから、内航船について幅広く勉強できる会社だと思ったからです。また、海員組合にも所属しているので、給料や休暇等の条件面がしっかりしている点も大きいですね。

入社前と入社後でギャップはありましたか?

入社前は練習船に乗船した経験があるとはいえ、実務として乗船したことは無かったですし、仕事も少しアルバイトをしたくらいでしたので、正直実務の現場に就くことへ不安を感じていました。ですが、入社後実際に乗船してみると、全員が暖かく迎えてくれて…とても働きやすい環境だったので安心しました。

学生時代の学びが役に立った
一方、入社当時は苦労も

海上技術学校卒業後、新卒で入社されていますが、学校で学んだ内容で役に立っていると思うものはありますか?

寮生活や、練習船での乗船実習を通して団体生活に慣れていたので、船内の狭い空間での生活も苦ではありませんでした。また、ロープワークや実習も学校で学んでいて良かったと思いますね。特にロープは日常的に使うので、役に立っていると感じます。

入社当時苦労したことや、先輩から教わった事はありますか?

入社当時は荷役が1番分かりませんでした。学校や練習船でも、流石に荷役までは学ぶ機会がないので、知らないことしかなく…覚える事に苦労しました。
ですが、他の乗組員の方に質問しやすい環境だったので、知らないこと・分からないことは聞いて、少しずつ覚えていくことができました。

学生時代 クラブ活動(カッター部)の一コマ

まとまった休暇で旅行に

休暇中はどのように過ごされていますか?

休暇が24日と比較的まとまっているので、地方に住んでいる友人の休暇に合わせて旅行に行ったり、バイクでツーリングをしたりしています。前日の夜に出発して、川釣りにも行ったりします。

写真:設楽 竜平が河原に座っている様子

学校で学んできた事に無駄だったものはない

将来像や今後のキャリアプランはありますか?

まずは、学生時代に受験して合格した三級を取得したいです。ゆくゆくは、この会社で多くの事を学び、ステップアップして船長になれるよう頑張りたいです。

仕事のやりがいと、今後入社される方へのアドバイスをお願いします!

各地にガソリン等の石油製品を運んでいる際に揚荷中にお礼を言われた時や、無事故で荷役、航海を終えられた時は嬉しいですし、やりがいを感じます。自分自身、学校や実習でロープワークや名称、構造を学んだことで、入社後は荷役を覚える事に集中出来た経験があるので、学んできた事で無駄だったことはあまり無いと思っています。社会人として船員になってから楽に働く事が出来るので、今しっかり勉強しておく事が大事です。

写真:設楽 竜平が斜め正面を向いている様子

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